2010年06月23日
講演会の講師派遣を開始しました
野口研治
●講演者情報大学 2 年生のときに病気で記録を追い求めの陸上競技生活を送れなくなり、大学3年から視覚障害者アスリートの「伴走者」となった。伴走者として800mの日本記録更新、兵庫県内では初めてとなる視覚障害者の一般大会出場など精力的に障害者スポーツの発展に尽力しているとともに、兵庫県内でジュニア世代を対象とした「かけっこ・陸上教室」の講師として陸上競技の普及にもつとめている。
講演では、障害者スポーツの現状をはじめ、競技におけるセルフコントロールやチャレンジ精神などについて語ります。また、ワークショップなどコミュニケーションを高めるためのゲームなども行います。
■経歴1979年12月 神戸市生まれ。
流通科学大学卒。
競技暦18年。小学生指導暦8年。東舞子陸上クラブコーチ、神戸トラック&フィールドスクールコーチなど他多数かけっこ教室で指導。中級障害者スポーツ指導員としても活動し、兵庫県・神戸市の障害者陸上選手団コーチとして全国大会に多数同行。兵庫リレーカーニバルで兵庫県2位(4×100mリレー)。SAQレベル1インストラクター
■主な講演テーマ
☆「障害者スポーツを「見る・聞く・体験する」」
アイマスクをし、視覚障害者の気持ちになって体操をしたり歩いたり、走ったりして視覚障害者の立場になって物事を考えれるようします。過去の講演では、後日、作文で「障害を差別するのではなく、個性だと思って一緒に明るい社会を作りたい」いう感想もありました。
☆「チャレンジし続けること」
大切なのは記録(結果)ではなく、自分自身の「今」を知ること。そして常にチャレンジすることの大切さを伝えます。
■過去の講演実績小学校・・・(神戸市立)有野小学校、鈴蘭台小学校、六甲小学校、雲中小学校、福住小学校、南落合小学校、兵庫県立生穂第一小学校など
中学校・・・(神戸市立)本多聞中学校、白川台中学校、須磨友が丘中学校など
大学・・・兵庫大学、流通科学大学、神戸親和女子大学など
■学校、教育機関にお薦め!「かけっこ教室」
長年、ジュニア世代の指導者として活躍してきた野口氏が、かけっこを指導いたします。実績のあるコーチが正しい身体の動きと体力のつけかたをお教えします。まずは、お気軽にお問合せ下さい。
■2009年7月1日読売新聞の記事大学3年の時に先輩の紹介で視覚障害を持つランナー今井裕二さん(41)の伴走するようになりました。陸上短距離は中学で始めましたが、高校時代に左ひざを痛め、大学に進学後も記録は伸び悩んでいました。そんな時に今井さんと出会い、何よりも「サポートで走るという競技スタイルもあるんだ」と、新鮮に感じました。
全盲の今井さんに、体の使い方のイメージを伝えるのは非常に難しいです。トレーニングで行うスキップの動き一つをとっても、一緒に走ったり体を触ったりしながら足の角度やスピードを確認します。だからこそ、息が合い、カーブのある200メートルを一度も互いにぶつからずに走り切れた時の感動や喜びは、他に比べようがないほど大きいのです。
障害者スポーツで大切なことは、どこでつまずいたのか、何を求めているのかを、相手の立場になって考えることです。最近、小学校などで講演する機会がありますが、そのとき必ず「互いに歩み寄る大切さ」を伝えています。それは今井さんに教えられたと思っています。
伴走を続けながら、小中高校生をクラブなどで指導していますが、健常者、障害者にかかわらず、より多くの人が走る楽しさを知り、陸上を一つのよりどころにしてほしいですね。
講演会講師派遣についてのお問い合わせは以下までお願いいたします。
甲子園スポーツネットワーク
info@koshien-sports.net
koshiensports@ezweb.ne.jp
http://koshien-sports.net/
★ホームページはコチラ!!
(西宮 短期かけっこ教室) http://ntfc.jp/
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